【家族の心配・不安に応える 子育て応援クリニック】
バランスよくいろいろな姿勢や座り方をすることが大事
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バランスよくいろいろな姿勢や座り方をすることが大事 |
Q.「女の子座り」は大丈夫? |
![]() 両膝を内側にして脚全体とお尻が床にぺたんと着いている状態を「女の子座り」や「とんび座り」「割り座」などと言います。女の子や、体の柔らかい子どもにしばしば見られる座り方です。 |
骨のねじれの改善に影響する可能性 |
人の骨は、生まれてから歩き出すまでは太ももの骨(大腿骨・だいたいこつ)、すねの骨(脛骨・けいこつ)ともに内側にねじれており、内股になっています。また、О脚(膝が外側に広がっている状態)が普通で、3歳ごろX脚(膝が内側に入っている状態)に変わります。 |
「あぐら」の時間を増やすなどの工夫を |
小さな子どもが正座をする機会は少ないと思いますが、正座に近い姿勢から上半身を前に倒すうつ伏せ寝の習慣があると、脛骨に内にねじれる力がかかります。女の子座りをすると、大腿骨に内にねじれる力がかかります。 |
お話を聞いたのは |
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熊本県こども総合療育センター所長 池邉 顕嗣朗さん
大人の脚への成長過程で骨のねじれは改善されます。改善が少ないと内股歩行に |